グアムは、実は真ん中でつながった2つの島のようなものです。北は平らな石灰岩の台地、南はそれより古い火山性の地形で、草に覆われた尾根、ジャングルの谷、川が海に注ぐ入り江が広がっています。島の最高地点ラムラム山も、滝も、昔ながらの雰囲気をいちばんよく残している村々も、この南半分にあります。1521年にマゼランが上陸したと伝えられるウマタック、ココス島を望むラグーンに面したメリッソ、そしてスペイン統治時代の家並みと天然の海水プールがあるイナラハンです。
定番のまわり方は、タモンを起点にした周遊ドライブです。ルート2で西海岸を南下してセラ湾とセッティ湾の展望台を過ぎ、南端をまわって、ルート4で東海岸をタロフォフォ湾、ヨナと北上して戻ります。距離は約90〜100キロ、実際の運転時間は2時間半ほどですが、6〜8時間は見ておきましょう。こまめに車を停めることこそが、このドライブの醍醐味だからです。ここは今も人々が暮らし、教会に通うチャモロの田舎であり(グアムでは現在CHamoruとつづります)、リゾート地ではありません。店や施設は少なく、それこそがこの地域の大きな魅力になっています。
ハイライト
- セッティ湾展望台から見渡すジャングルと火山性の丘陵
- ウマタック湾とソレダッド砦(Fort Nuestra Señora de la Soledad)の大砲
- メリッソ桟橋からラグーン越しに眺めるココス島
- イナラハンの天然海水プールでひと泳ぎ
- グアム最高地点、ラムラム山へのハイキング
- 東海岸を北へ戻る途中、イパンの海辺でとるランチ
写真で見るグアム南部





滞在日数と拠点選び
滞在日数:ほとんどの旅行者には丸1日がちょうどよい長さです。9時ごろまでにタモンを出て反時計回りに走れば、西海岸の展望台では朝の光を背にして眺められ、暗くなる前に戻ってこられます。ラムラム山に登りたい、川沿いのハイキングをしたい、あるいは時計を気にせずゆっくり水に浸かりたいなら、もう1日とる価値があります。
拠点選び:ほぼ全員がタモンから訪れます。南部には宿泊施設がごくわずかしかなく、大型の施設は東側、ヨナの内陸の丘にあるゴルフ&スポーツリゾート1軒だけです。広々として静かですが、どのビーチからも遠く、車がないと不便です。この地域に泊まるのは、ゴルファーや、海辺の休暇よりも静かにこもって過ごしたい人に向いています。
