玄関口の早わかり
ほぼすべての人が、空路で2つの空港のいずれかに到着します。グアムのA.B.ウォンパット国際空港(GUM)、またはフランシスコ・C・アダ/サイパン国際空港(SPN)です。テニアンとロタには小さな空港があり、諸島内からの便だけが発着します。航空会社はマリアナ路線を頻繁に見直しており、パンデミック中に大幅に減便された路線の復活状況にはばらつきがあります。下の表は一般的な状況の目安と考え、必ず航空会社に確認してください。
| 空港 | 島 | 主な直行便 | 中心リゾートエリアまで |
|---|---|---|---|
| GUM — A.B.ウォンパット | グアム | ソウル、釜山、東京、日本のその他の都市、マニラ、台北、ホノルル、ミクロネシア、サイパン | タモン:約10〜15分 |
| SPN — フランシスコ・C・アダ | サイパン | ソウルと韓国のその他の都市、東京(限定的)、グアム。アジアのその他の路線は変動あり | ガラパン:約20〜25分 |
| TIQ — テニアン | テニアン | サイパン(小型機) | サンホセ:約10分 |
| ROP — ロタ | ロタ | サイパン、ときにグアム(小型機) | ソンソン:約15〜20分 |
グアムへのフライト
グアムはミクロネシアで最も航空便に恵まれた島です。韓国からは、フルサービスキャリアと格安航空会社の数社がソウル(仁川)から、そして通常は釜山からも直行便を運航しており、所要時間は約4時間半。夜行便も多くあります。日本からは、東京(成田)から4時間足らずの直行便があり、ダイヤによっては大阪、名古屋、福岡からも就航しています。グアムはマニラ、ホノルル(約7時間半、国際日付変更線を越えます)、パラオ、ミクロネシアの島々への便のハブでもあり、台北からの便も近年運航されてきました。
米国本土からは、ホノルルまたは東京を経由するのが一般的です。ヨーロッパ、ロシア、中国、東南アジアからは通常直行便がないため、ソウル、東京、台北、マニラのいずれかで乗り継ぎます。
空港はタムニングにあり、タモンのホテル街まで10〜15分です。タモンへのアクセスをご覧ください。
サイパンへのフライト
サイパンの主要市場は韓国です。韓国の航空会社がソウルから直行便を運航しており(約4時間20分)、韓国のその他の都市からは季節運航または便数の少ない便があります。東京(成田)からの直行便は限られたスケジュールで運航されてきました。香港や中国本土からの便は、需要や入国規則の変更に応じて就航と運休を繰り返しています。それ以外の場合は、すぐ近くのグアムを経由してサイパンに入ります。
空港は島の南端にあり、ガラパンまで車で20〜25分。多くのリゾートがシャトルを運行しています。ガラパンへのアクセスをご覧ください。
島めぐり:グアム、サイパン、テニアン、ロタ
本稿執筆時点で、島々の間に定期旅客フェリーはありません。移動は飛行機になります。幹線であるグアム〜サイパン線は、米国の大手航空会社が1日数便を運航しています。その他の路線は小規模な地元航空会社が運航しており、長年その中心となってきたのがStar Marianas Airです。使われるのは、乗客がほんの数人しか乗れない軽プロペラ機。ほかにも小さな航空会社が就航と撤退を一度ならず繰り返してきました。以下の所要時間や便数はすべておおよそのものと考え、出発の直前に航空会社へ直接確認してください。
| 路線 | 飛行時間 | 機材と便数 | 知っておきたいこと |
|---|---|---|---|
| グアム ↔ サイパン | 約45分 | ジェット機またはターボプロップ機、通常は1日数便 | 距離のわりに運賃が高いことも。早めの予約を |
| サイパン ↔ テニアン | 約10〜15分 | 軽飛行機、通常は1日に多数の短距離シャトル便 | サイパンのコミューターターミナルから出発。日帰りも簡単 |
| サイパン ↔ ロタ | 約30分 | 軽飛行機、便数は限定的 | 座席が少ない。運航日を確認すること |
| グアム ↔ ロタ | 約30分 | 軽飛行機、限定的または不定期 | 常に運航しているわけではない。サイパン経由の代替案を用意 |
| テニアン ↔ ロタ/グアム | — | 原則としてチャーターのみ | サイパン経由で |
小型機利用の実用情報
- 本人も荷物も計量されます。手荷物の許容量は少なく、超過分は後の便で運ばれることがあります。柔らかいバッグに荷物をまとめ、大きなスーツケースはホテルに預けましょう。
- パスポートを持参してください。グアムとCNMIは出入国管理と税関の上で別々の管轄区域であり、両者の間を飛ぶ際には書類確認と税関検査があるものと考えてください。CNMI内(サイパン、テニアン、ロタ)では写真付き身分証明書を携帯しましょう。
- 天候で時刻表が動きます。軽飛行機は強風や視界不良のときは飛びません。島間フライトを長距離便の出発と同じ日に予定するのは絶対に避けてください。
- 直接予約しましょう。小さな航空会社は大手予約サイトに掲載されていないことが多いため、各社のウェブサイトまたは電話で予約し、再確認を行ってください。
海路で到着する
クルーズ船はグアムのアプラ港とサイパンにときおり寄港しますが、その大半は回航クルーズか探検クルーズで、決まったクルーズシーズンはありません。個人のヨットは、グアムとCNMIの境界のそれぞれの側で、正式な入国港で入国手続きを行う必要があります。探検クルーズ船は、事実上、旅行者が北部諸島に到達できる唯一の手段です。
グアム島内の移動
ホテル街の外までグアムを見て回るなら、実用的なのはレンタカーです。国際的な会社と地元の会社が空港とタモンにカウンターを構えています。米国の交通規則に従った右側通行で、制限速度は低め(ほとんどが時速35マイル、約55km以下)。路面にサンゴの骨材が使われているため、雨が降ると道路は非常に滑りやすくなります。旅行者は一般に、短期滞在であれば自国の有効な運転免許証で運転できますが、レンタカー会社に確認してください。
車がない場合は、観光客向けのシャトルバスがタモンのホテルと主要なショッピングモールを、路線によってはハガニアも結んでいます。タクシーはメーター制で安くはありません。地元の配車アプリも利用できます。政府運営のバスもありますが、本数が少なく、観光向けには作られていません。南部については、島内観光ツアーがその穴を埋めてくれます。
サイパン島内の移動
サイパンは長さわずか約23kmで、島の背骨にあたる山並みの両側に幹線道路が1本ずつ走っています。使える公共バス網はありません。旅行者が頼るのは、レンタカー、ホテルや免税店のシャトル、タクシー、ツアーのバンです。車は2〜3日あればすべて見て回れ、レンタカーのカウンターは空港とガラパンにあります。南部と東部のとっておきのスポットのいくつかは、荒れたサンゴ敷きの未舗装路の先にあります。レンタル契約で走行が認められている範囲を確認してください。
テニアンとロタの島内移動
どちらの島にも、公共交通機関も本格的なタクシーサービスもありません。飛行機に乗る前にレンタカーを予約するか(車両は少数です)、宿泊先に送迎と島内の案内を頼んでおきましょう。ガソリンスタンドは少なく、営業時間も短めです。暑さに耐えられるなら、道路は自転車で走れるほど静かです。詳しくはテニアンとロタのページへ。

